あるお客様が先日、新型コロナウィルスによる閉鎖後の営業再開に向け、いくつかの図書館にFaronics Insightを導入されました。これらの図書館は、Insightをトレーニングラボで使用し、利用者向けに用意されている館内の他のコンピュータ(カタログシステムなど)では使用する必要性があまりないとのことで、興味深い事例となっていました。しかし、先の非常事態により、同図書館にも図書館員と利用者両方の安全を維持するための対策が必要となりました。
社会的距離を維持する措置が実施されているため、図書館員が利用者を直接サポートすることは困難です。そこで、Faronics Insightを活用すれば、図書館員がいくつかの機能を使用して利用者を支援できます。
- チャット – コンピュータ間の双方向通信が可能
- 共同閲覧 – 同じウェブサイト(図書館カタログ)を一緒に閲覧
- 画面共有 – 図書館員が自分の画面を利用者に見せ、利用者が操作をまねることが可能
- リモートコントロール – PCを遠隔から操作し、利用者に見せることが可能
- プログラムの実行 – 利用者のコンピュータ上のアプリケーションまたはウェブサイトを実行
- ウェブ制限 – サイトを許可またはブロックする際に選択
ただし、プライバシーに関する懸念があり、同図書館は利用者のコンピュータ画面を常時監視したくはないとのことでした。その点、Faronics Insightには[画面プライバシー]オプションがあり、このような状況にも対応可能です。図書館にある利用者用コンピュータにInsight Studentをインストールする際、[詳細設定]でこのオプションを選択すればよいのです。
[画面プライバシー]オプションを有効にすると、システムトレイ内のInsight Studentダイアログにチェックボックスが表示されます。利用者が図書館員による遠隔支援を許可するには、このチェックボックスの選択を解除する必要があります。
つまり、図書館員は利用者が許可しない限り、ユーザーアクティビティを見ることができません。
これ以外にも、キーボード監視や利用者によるインターネット使用履歴記録の無効化といったプライバシー機能があります。
詳しくは、Faronics Insight の詳細を確認するか、教師向けクィックスターターガイド をご覧ください。ぜひ 無料試用版 をダウンロードして、Faronics Insightを30日間お試しください。.