いよいよ新学期が始まります。皆さん夏休みを終えてリフレッシュし、授業の準備も万端でしょう。しかし、学校のコンピュータはどうでしょうか。
学校のIT管理者にとって9月は、状況をじっくりと見直す良い機会です。ストレスのない円滑な学期を送るために何ができるか考えてみましょう。
まず、すべきこと
システムの現状と使用状況一見簡単な質問ですが、答えるのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
そこで、Faronics Cloudのインベントリ機能を使えば、すべてのハードウェアの状態をすぐに確認可能です。ページをカスタマイズして、あらゆる便利な情報をいつでもどこでも参照できます。この時期には特に、すべてのマシンの保証終了日を確認するのに役立ちます。保証期間が終了する前に修正しておくべき問題はないでしょうか。また、[最終更新日]列を参照すれば、すべてのマシンを最新の状態に保つのに有用です。
[タグ]機能では、フィルタリングを行い、「Dellコンピュータ」や「理科室用ラップトップ」など特定のカテゴリに対してアクションを実行できるため、時間を大幅に節約できます。学期の初めに少し時間を取り、すべての資産にあらゆる該当タグを追加しておけば、レポートを作成したり、クラウドを通じてオンデマンドでメンテナンスを行ったりするのに大変便利です。
ソフトウェアの更新
ソフトウェアの更新やWindowsアップデートは自動化されているのが理想です。頭痛の種となりうるこれらのタスクについて、今学期からはもう悩むどころか考える必要すらありません。Faronics Cloud Deep FreezeポリシーでSoftware Updaterを有効にしておけば、最新の状態に保ちたいソフトウェアにチェックを入れ、たとえば週に一度夜間にでもメンテナンスをスケジュール設定するだけで済みます。
もう1つのアプローチとして、新学期を機に、コンピュータを希望どおり正確にイメージングする方法があります。たとえば、スタッフ全員を1つのイメージで管理し、それとは別のイメージで生徒のデバイスすべてを管理するなどです。いずれにしても、簡単にイメージをキャプチャし、必要なワークステーションにプッシュして、学習を中断することなくバックグラウンドですべてを更新できます。
学校のポリシーの策定・実施
学期の初めに少しだけ時間を取って設定しておけば、1年後には大幅なコスト削減と環境への貢献を悠々と振り返ることができるでしょう。たとえば、平日の午後4時にすべてのコンピュータをシャットダウンし、5分間操作がなかったモニターはすべてオフにするよう設定しておけば、ダッシュボードやレポートで1年間の節約状況を確認したとき、至上の満足感に浸れるはずです。ウェルズ高校のコンピュータ技術者であるジェイ・ステルマック氏は、こう語っています。「学校環境でFaronics Power Saveを使用しています。お陰で、学校のコンピュータの消費電力の管理が非常に楽になりました」。
モバイルデバイス
管理下にある既存のモバイルデバイスに関し、すべてが正しく設定されているか再確認することも重要ですが、年度中に新たに登録される分についても同様です。Faronicsのモバイルデバイス管理では、どの制限を適用するかを厳密に設定できるため、生徒や教師に危険な操作を許可しないようにするなど、管理を徹底できます。
セキュリティ
学校では、コンピュータを適切に保護することが常に課題となっており、そのニーズは一層高まりつつあります。特に、同じデバイスを1日に複数の生徒や教師が使用する環境ではなおさらです。Deep Freezeは「再起動による復元」を実現した独自のソリューションで、ローカルユーザーが行った変更を再起動時に確実に削除するため、同じコンピュータでも各セッションは元のまっさらな状態から開始されます。Deep Freezeはそれ自体が1つの防御レイヤーであり、Anti-VirusモジュールおよびAnti-Executableモジュールという2つの防御レイヤーと連動して機能します。
UPAEP(プエブラ自治大学)の学業技術サポートディレクターを務めるホルヘ・ロペス氏は次のように述べています。「Deep Freezeを導入してから、コンピュータに対する技術的なサポートは一切必要なくなりました。皆、許可されたソフトウェアのみを使用しており、それをを徹底するために学生たちのテストや学習が妨げられることもありません。彼らはコンピュータを最大限活用できています」。
一歩リード
簡単なセンスチェックと事務処理に30分ほど費やすだけで、学校のデバイスを1つの直感的なクラウドコンソールで管理するという大きなメリットを享受できます。Faronics Cloudを活用すれば、コンピュータの準備は常に万端です。
世界中の学校IT管理者の負担を軽減するFaronicsのソリューション。詳しくはぜひウェビナーでご確認ください。