中小企業のIT管理者の中には、非生産的な活動に多くの時間を費やしていいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。よく考えてみると、何の前進もない仕事に膨大な時間を費やしている可能性はありませんか。
新しい問題が発生したとき、影響を受けたコンピュータがあるところまで徒歩や車で出向いていませんか。仮に300台のコンピュータを管理しているとすると、そのような移動に年間約100時間を取られている可能性があります。
一元的なチケット管理システムなしでインシデントに対処しているため、頻繁に発生する問題とその解決のために費やしている時間が把握できていないということはありませんか。どの問題がもっともシステム修復を必要としているかを認識していなければ、年間200時間もの時間を費やすことになりかねません。
ソフトウェアの更新プログラムパッケージを一つひとつ構築し、展開していませんか。これは、年間50時間以上を簡単に費やしてしまいがちな、やっかいな問題です。
使用状況、ハードウェアの属性、ソフトウェアライセンスに関する情報が不完全なまま、将来的なソフトウェアやハードウェアのニーズを計画していませんか。それらの情報が1か所ですべて自動更新されるのではなく、探しまわらなければならないのであれば、年間25時間を費やしていることになります。
Windows Updateを業務時間内に実行していませんか。これは1年あたり約50時間を費やす作業です。そのため、1年間に300台のワークステーションを50時間にわたって使用不可としていることになります。
古いマシンを手動で再イメージングしていませんか。この作業には、1年で100時間から200時間を費やしてしまう可能性があります。
これらの質問で、「はい」と答えるものがある場合は、組織に与える真の影響について少し考えてみてください。手作業によるプロセスの非効率性がもたらす真の影響とは何でしょうか。
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