これまで私たちは、日々の生活の多くの側面は、毎年確実に改善されていくのが当然だと思っていましたが、新型コロナウイルスの大流行にともない、世界は予期しない苦難を強いられています。コンピュータセキュリティもそのひとつです。
在宅勤務のセキュリティ確保
国によっては、在宅勤務が普通になってきています。ですが、インターネット接続が不安定で、在宅勤務が難しい国も存在します。いずれにしても、ビジネスリーダーにとって、従業員が自宅あるいは図書館やカフェなど公共の場から仕事をする場合に生じるリスクを抑えることが重要です。
従業員に、個人所有のデバイスではなく、会社提供のデバイスの使用を強制することは重要ですが、これを実施していてもデータ盗難や破損の可能性は高くのが現状です。Faronicsの主幹とも言えるDeep Freezeは、この困難な問題を防御するソリューションで、ワークステーションが再起動されると、設定は完全に元に戻ります。ローカルユーザーによる変更内容はすべて消去されるため、デバイスが紛失や盗難に遭っても、管理者はクラウドから数回クリックするだけでデバイスをクリーンな状態にできます。従業員はすべての作業内容を、OneDriveやDropbox、Google Driveと同期できるため、Deep Freeze機能によってすべてが失われる危険もありません。
Haywood Engineering Collegeのネットワーク管理者であるAndy Tudor Nash氏は、「Faronics Deep Freezeのおかげで、当カレッジのすべてのネットブックは、スパイウェアやマルウェア、ウイルス、システムダウンタイムに対する懸念が全くない状態を維持できています。190台のネットブックの状態は確実に把握しており、ログオフすれば常に元の設定に戻るため、毎日個々のネットブックを確認する必要もありません」と述べています。
ランサムウェア
2020年、ランサムウェアの被害額は311%増、総額およそ3億5000万ドルに上りました。実際の身代金（ランサム）の支払いに加え、危機に対処する工数、さらには病院や燃料供給のような重要なサービスが打撃を受けた場合に命や生活が危ぶまれるという点で、莫大な損失が生じる可能性があります。
クラウドコンソールにある1つのボックスを選択するだけで、Faronicsのお客様はこうした問題を心配する必要がなくなります。
多くのIT管理者はさらに踏み込んで、極めて一般的なマルウェアの媒体である不明な実行ファイル（.exe）をブロックしています。Anti-Executableによるキュレート済みリストに厳密に従うことで、無防備な従業員が狡猾な詐欺の餌食にならないよう保護します。カスタマイズ可能なプッシュ通知やメールによるセキュリティイベントの通知機能、およびAnti-Executableダッシュボードによって、何がどこで起きているかを完全に掌握できるため安心です。
当社の顧客であるSTC Groupは、ポリシーでAnti-Executableを有効にすることで、それぞれのPCに手動で作業をする手間を省き、工数を大幅に節約しました。そして、感染がほぼゼロの状態を維持しています。
包括的なアンチウイルス保護
ポリシーでDeep FreezeとAnti-Executableの両方を有効にしているFaronicsのお客様は、確実なトータルセキュリティを実現し、他の戦略的優先事項に注力しています。ですが不安を感じるお客様には、第3のレイヤーが最初の2つのレイヤーとシームレスに動作する、Bitdefenderとの連携で提供されるウイルス対策パッケージがあります。これは、ウイルス、スパイウェア、ルートキットの検出に優れているだけでなく、組み込まれたファイアウォール保護により、包括的で確かなセキュリティを実現します。当社は、デバイスの稼動スピードを損なうことなく、膨大な数の脅威を阻止し、また最も複雑なマルウェアを検知する高度な技術を採用しています。
Jeannin Automobilesは、当社のアンチウイルス保護にとても満足して、こう述べています。「当社が以前使っていた製品に比べるとFaronics Anti-Virusは、メモリが少なくてすみます。キーエントリーのたびに自動スキャンがトリガーされ
ウイルスが検出されれば、隔離場所に留置するのではなく削除されるので、はるかに安全性が保証されます」
Faronicsが提供するさらなる安全性の詳細については、当社が開催しているウェビナーでご紹介しています。ぜひご参加ください。
