Faronics Anti-Executable製品仕様

バージョン5.2

システム要件
Faronics Anti-Executableは、Windows 7、Windows 8.1、およびバージョン21H1以前のWindows 10の32ビット版と64ビット版、
Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2016、Windows 2019、Windows 2022にインストールできます。 Faronics Coreのシステム要件については、『Faronics Coreユーザーガイド』を参照してください。ハードウェア仕様は、ホストのオペレーティングシステム要件と同じです。スタンドアロンコンピュータと企業内のネットワーク接続されたコンピュータ向けのStandardエディションも提供されています。


セキュリティ機能

  • マルウェア、スパイウェア、および好ましくないソフトウェアから保護します。
  • ポリシーによって許可されたプログラムのみが実行されます。
  • 許可されたユーザーのみが保護の設定と無効化を行えます。

コントロールリストとポリシー

  • コントロールとポリシーの自動作成とメンテナンス
  • インポート、エクスポート、表示、編集、検索、統合、並び替えが可能です。
  • フォルダレベルの保護機能により、特定のフォルダの場所に関係なく、保護から除外できます。
  • 無許可のインストールの試みすべてに対してログが作成されます。
  • リモートワークステーションをスキャンして、コントロールリストとポリシーを増大します。

互換性オプション

  • 主なサードパーティのアンチマルウェア、アンチウイルス、ファイアウォールアプリケーションと互換性があります。
  • Active Directoryとグループポリシーを補完します。
  • アンチウイルスプログラムのように、特定のアプリケーションを「信頼された」アプリケーションとして指定したり、制限から除外するオプションがあります。
  • メンテナンスモードにより、ソフトウェアの更新とインストールができます。

統合オプション

  • ユーザー管理がActive Directoryに統合されています。
  • Faronics Deep Freezeと統合できます。Deep Freezeのメンテナンスイベントに非保護状態のコンピュータがあることが検出されると、自動的にメンテナンスモードになります。
  • Faronics Anti-Virusと統合できます。インストールの最初のスキャンによりマルウェアがないことを確かにします。

拡張された柔軟性オプション

  • 場所に関係なく、アプリケーションの実行を許可またはブロックできます。
  • シャットダウン、再起動、Wake-on-LANなどの操作をスケジュール設定できます。
  • 一時実行モードにより、一定の時間に限り、制限されていないファイルの実行を可能にします。
  • 一時実行モードになっている間、実行されたプログラムのレポートを作成できます。

拡張された保護とコントロール機能

  • 4つのレベルのコントロールにより、パブリッシャの詳細なコントロールが可能です。
  • 迅速なネットワーク展開のためのサイレントインストールオプションを提供します。
  • 完全なセキュリティのためにパスワード保護機能を提供します。
  • Anti-Executableを即座に有効または無効にすることができます。
  • マスターイメージの一部として展開されます。
  • Anti-Executableによって許可されていないアクションをユーザーが実行しようとしたとき、カスタマイズされた違反メッセージが表示されます。
  • 管理者、信頼ユーザー、外部ユーザーのための固有の保護レベルがあります。
  • コンピュータを完全に保護しながら、ステルスモードによりAnti-Executableの存在を隠すことができます。
  • IdentiFileにより、ファイルを署名データベースに比較し、ファイルの属性をより分かりやすくします。
  • .exe、.dll、.com、.scr、.jar、.batファイルをコントロールします。

企業レベルのコントロール

  • Faronics Coreにより、一括管理された展開、設定、スケジュール設定、コントロール機能が提供されます。
  • 一部またはすべてのワークステーションにAnt-Executableをインストールできます。
  • 1台以上のコンピュータ上で保護を有効または無効にすることができます。
  • アクセス違反のログレコードを管理、エクスポートできます。
  • メンテナンススケジュールを即座に変更できます。
  • ワークステーションをグループ化、フィルタリングして、容易な管理を提供します。
  • 保護されたワークステーション上で即座にパスワードを更新できます。
  • LAN、WAN、またはインターネットを通じてコンピュータと通信できます。
  • アクティブタスク機能により、コンピュータとの通信後にタスクを再送信して、利用不能なワークステーションに変更を適用できます。

レポートセクション

  • 以下の7種類のレポートがあります:
    – 最もブロックされるプログラム
    – 最も違反の多いマシン
    – アクティビティ
    – 一時実行モード
    – ローカル管理リストへの追加
    – 一括管理リストへの追加 – ファイル
    – 一括管理リストへの追加 – パブリッシャ