クライアントタスクタブ [クライアントタスク]タブでは、クライアントコンピュータで実行するさまざまなタスクをスケジュール設定できます。クライアントタスクは、クライアントに常駐して、クライアントのネットワーク接続が切断されたり、Deep Freezeコンソールと通信できなくても、実行されます。クライアントタスクは、クライアント用インストールファイルまたはDeep Freeze設定ファイル(.rdx)の一部です。次のクライアントタスクがあります。 • Windows Update - Windowsの更新プログラムをスケジュール設定します。[Windows Update]タブで追加設定を行えます。 • 再起動 - 定期的にクライアントを再起動して、元の設定に戻すか、不必要なデータを消去します。 • シャットダウン - 毎日指定した時間にクライアントをシャットダウンして、電力を節約します。 • アイドル時間 - 指定した期間クライアントが使用されていないと、シャットダウンまたは再起動します。 • バッチファイル - ターゲットクライアントでバッチファイルを実行します。[バッチファイル]タブで追加設定を行えます。 • Thawed Period - 指定した時間にThawedモードで再起動し、手動のソフトウェアインストール、サードパーティのツールを使った自動ソフトウェアインストール、またはその他の永久的な設定変更を実行できます。 各タスクについては、次のセクションで詳述します。 クライアントタスクとスケジュール設定されたタスク: Enterpriseコンソールとターゲットコンピュータとの通信に失敗しても、クライアントタスクはターゲットコンピュータに存在するため、実行されます。 Deep Freeze Enterpriseコンソールのスケジュールタスクウィザードを使ってスケジュールされたタスクは、ターゲットコンピュータではなくEnterpriseコンソールに存在します。そのため、スケジュールされたタスクが実行されるには、Enterpriseコンソールとターゲットコンピュータの間で継続的な接続が必要となります。詳細は、「Deep Freeze タスクのスケジュール設定」のセクションを参照してください。 [クライアントタスク]タブを使って重複するタスクを作成することはできません。作成したばかりのタスクが既存のタスクと重複する場合は、メッセージが表示されます。 メッセージは最長で5分間表示できます。2つのタスクの間隔は最低でも5分間開けなくてはいけません。 クライアントタスクは、Deep FreezeがFrozenモードのときにのみ開始します。