バッファファイルのメリットについては説明しましたが、すべての再起動によるリストアソリューション同じように、そこにはデメリットも存在します。バッファファイルを使うことのマイナス面をいくつかご紹介します。
- 穴だらけの保護対策
ウイルス、マルウェア、そして侵入ツールは、バッファをバイパスできるプロセスにくっつきたがります。パッチマネージャ、システム、あるいは ウイルス対策アップデートエンジンのようなものがバッファをバイパスできるようにすると、あなたのすぐ目の前で悪者たちが送り届けられてくるのです。
- 同じようでも違ってしまう
すべてのコンピュータを標準設定したい場合、バッファは両刃の剣になる可能性があります。一方でコンフィギュレーションの変更頻度を減らしながら、他方では各マシン単位のファイルレベルで変更がコントロールされます。手元のコンピュータとほかのものとの間に違いが生じるまでさほど時間は要しません。
- 巨大なバッファファイル
変更を加えれば加えるほどバッファファイルも大きくなります。かなりのスペースがあるなら問題ありませんが、マルチユーザー用マシンに利用されるものはたいていの場合がローエンドマシンです。これらのマシンの方がドライブ容量は小さくなります。バッファは小容量ドライブをあっという間にいっぱいにしてしまいます。今後はドライブの空き容量を心配しなければなりません。
- バッファが壊れたら一巻の終わり
ディスクイメージ同様、バッファも1つの巨大ファイルになっています。ファイルを破損すれば変更はすべて失われてしまい、システム全体が停止し、崩壊します。
-共感が必要
ファイルレベルで作業をするときは悪いことはしないようにします。特定のユースケースシナリオを念頭に置いて自社製品を開発するソフトウェアベンダーもいますが、これらのユースケースがファイル保存時の障害になることはほとんどないでしょう。ただ、ファイルアクセスの多いプログラムではバッファが互換性の問題を抱えがちなのです。
- 多数のバージョン + 巨大ファイルのデフラグ = パフォーマンス負荷
バッファファイルに変更を加えれば加えるほどデフラグを行う回数が増え、コンピュータのパフォーマンスが急速に低下します。
つまり、バッファファイルを使ってコンピュータを新品同様のコンディションにするのはメリットとデメリットがあります。次はディスクイメージングついて解説します。
