長年、国連は世界を良くするための原動力となってきました。自ら訴えることのできない人々を代弁する人権関連の取り組みが最も有名かもしれません。国連は着想にあふれています。しかし、最も善良な集団の1つであるにも関わらず外からの攻撃にさらされてしまったのです。
TeaMpOisoNというハッカーグループが先ごろ国連を攻撃しました。さらに悪いことに、彼らは1000人分以上のユーザーID、電子メールアドレス、そしてパスワードを、だれでも見られるようpastebin.comで公開したのです。調査当局は、ハッカーが国連開発計画サイトの脆弱性を悪用したものと考えています。しかし、自分の時間を使って被害者のために戦っている人々が被害者になることが本当にあって良いのでしょうか?
なぜこのようなことをしたのでしょうか? 一言で言えば、彼らは国連は堕落しているとの考えで、国連を「世界的堕落の大元」と呼んでいます。信じがたいですか?そうでしょうね。しかも、まだあります。彼らはさらに、国連は「世界に新たな秩序と1つの政府」を作ろうとしているとも非難しています。さらに、ルワンダなどの残虐行為も国連のせいにしているのです。それが事実かそうでないかの判断はみなさんにお任せします。
弾圧との戦いに専念するTeaMpOisoNは、RIM Blackberryブログを汚損することでロンドンの暴動に対する警察の対応を激しく非難しました。そして今度は、さらに大きな社会的混乱を引き起こすいくつかの「大規模プロジェクト」に取り組んでいる、と世界に伝えてきたのです。ハッキングが社会的正義と抗議の形として利用されていることが明確になりつつあります。しかし、今回の事件はどこまで拡大し、だれが裁きを下すのでしょうか。
