コンピュータで何かがおかしくなったとき最初に指示されることは何でしょうか?再起動ですね。ただし、それだけで直ることもあれば直らないこともあります。
「再起動によるリストア」ソリューションは、この概念を全く新しいレベルへ引き上げます。設定が変更されてもシステムの修正が不要なよう設計されています。正しく使用すれば、再起動を行うだけでコンピュータ全体が元通りになるのです。
これは以下のような多数の手段によって実現されています。
• ディスクイメージ化技術
ハードディスク全体もしくは特定のパーティションを新しいイメージで上書きすることができます。イメージが入れ替わるとコンピュータは新品のように起動します。ハードディスクのセクタはすべて完全に上書きされます。
• バッファファイル
変更はハードディスクではなく、ハードディスク上にある巨大なファイルに永久的な形で書き込まれます。この巨大なファイルはバッファとなっています。どの変更をドライブに永久に書き込み、どれを書き込まないかはユーザーが決定できます。
• 仮想マシン
バッファファイルに近いのが仮想化のアプローチです。この場合はクライアントVM全体がリセット可能になり、これによりオリジナル設定での再起動が可能になります。
• ファイル同期
ファイルのマスター(完全な)スナップショットとコンピュータ上で利用可能なものとの比較を行い、変更されたファイルはすべて書き直されます。
• ブロックレベル保護
ほかの技術と異なり、このアプローチは個々のファイルには対応せず、ハードディスク上の特定のセクタに対応します。セクタ全体が保護されるため、これらの保護パーティションでは変更は全く残りません。これにより、再起動時に新しいきれいなイメージが用意されます。
• 読み込み専用ファイルシステム
一部のOSではファイルシステムを読み込み専用モードでマウントすることができます。ファイルシステムがこのような形で結びつけられている場合、このパーティションには変更が一切保存されません。
• ハードウェアソリューション
これは物理的なカードで、マザーボードに装着し、特定のハードディスクにおいて「読み込み専用」 スイッチの働きをします。大昔にあった3.5インチフロッピーディスクのようなものです。これらはピンをロックすることで「書き込み禁止」にすることができますが、このカードも機能は同じです。
各ソリューションの良い点と悪い点について解説するパート2にご期待ください。
