元通りにコンピュータをリストアする方法がいくつもあることはご存知だと思います。バッファファイルを使用するメリットやデメリットの詳細も解説しました。そこで、次はディスクイメージングを見てみましょう。
ディスクイメージングは以前からありました。ドライブやディスクの正確な構造を完全に複製するプログラムが最初に登場したのは1996年ごろです。
ディスクイメージングのメリットをいくつか見てみましょう。
- 1つのシステムを大量の同じコンピュータにコピーする。
コンピュータをそれぞれ別々に設定したり、OS全体をゼロから設定する必要はありません。1つのイメージを複数のマシンに入れることができます。使い始めにコンピュータの前で何度もマウスをクリックして画面を操作する必要もありません。今のソリューションなら同じイメージを数千台のマシンに一度に適用することが可能です。
- 増分(差分)バックアップ
さまざまなイメージを好きな数だけ作成できます。これにより、好きなどのコンフィギュレーションにでも変更を戻せる柔軟性が実現します。「必要最小限のOSコア インストール」やMicrosoft Officeインストール後のもの、あるいは毎日違うイメージを用意することもできます。選択するのはあなたです。選択は自由なので、コンピュータをどこまでリストアするかは自由にお決め下さい。
- イメージはファイルとして保存
今日のディスクスペースはオフィススペースよりも低コストで用意できます。コンピュータのデータを保存したい場合も、実際にハードウェアを近くに置いておく必要はありません。そのドライブのイメージを作成して保管するだけです。元のコンピュータは何か別の作業に使えます。社員が退社しても、もしまた必要になったときのためにドライブのイメージを作成して近くに置いておけばいいのです。
ご覧の通り、ディスクイメージングはITの問題に対処する際に重宝する優れた技術ですが、次回はディスクイメージングのデメリットについて見ていきましょう。
